妊娠時期から更年期に多いばね指

指がカクカクしたり、曲げたら戻らなくなることを
「ばね指」「弾発指」といいます。


指は腱によって曲げ伸ばしをしています。
手を握ったり、動かしたりする筋肉は、前腕にありその力を腱が伝えます。その通り道で指を曲げる屈筋腱が浮き上がらないように押さえているのが腱鞘と呼ばれる、刀でいう、鞘の部分をいいます。
この腱鞘は指に部分にありますが、それが終わる指の付け根付近に力がかかり炎症を生じやすいところがあります。 その部分の腱や腱鞘が炎症を起こし、“腱鞘炎”になり、さらに進行すると引っ掛かりが生じばね現象が起こります。 これをばね指や、弾発指といわれます。


指の付け根で屈筋腱と腱鞘の間で炎症が起こると、腱鞘炎になり、腱鞘の部分で腱の動きが悪くなり、指の付け根に腫れや痛みがみられます。
起床時に症状が強く、日中は使っていると症状が落ち着く方が多いですが、進行するとばね現象が生じて“ばね指”となり、さらに悪化すると指が動かない状態になります。

更年期の女性や、妊娠出産期の女性にも多く生じます。
手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのも特徴です。

セルフケア

①指を温める
②テーピングなどで固定して出来るだけカクカクさせない
③指〜肘までの筋肉をストレッチなどで柔軟性を高める
④指を酷使する方は出来るだけ指を使う作業を減らす


痛みや症状がキツくない、ばね指に関しては当院でも対応しております。

稀に小さいお子さんでもばね指のような症状が出る方がいます!

何かお困りのことがあればご相談ください😊

前腕の筋肉に電気鍼でアプローチ(動画)
https://youtube.com/shorts/THHtb0WxG2M?si=5qhdz9e6wbMTjB5x