あの恐ろしい「ギックリ腰」について

ギックリ腰は、急激な腰痛や腰の動きの制限を伴う状態を指します。

 

主に腰の筋肉や靭帯の急な負担や損傷によって引き起こされます。

一般的に、何らかの動作をした際に急に腰に激痛が走り、その後腰を動かすことが難しくなることが特徴です。

この状態は、突然の体の動きや姿勢の変化、重いものを持ち上げたり運んだりするなどの身体活動によって引き起こされることが多いです。

 

ご自身ではギックリ腰と思っても、違う怪我や病気の症状の場合もあります。

 

・尻もちをついたり、ソファーなどに勢いよく座って痛みが出た。(圧迫骨折の疑い)

・痛みの場所が異常に広範囲に感じたり、明確にしずらい場合(内科的な疾患からの痛み)

・体位変換時に激痛が走る。

 

 

もしギックリ腰になってしまったら

 

○ご自身で対応する場合

 

  1. 安静: 腰に負担をかけないように安静にしましょう。激しい動きや重い物の持ち上げは避け、寝たり座ったりする姿勢で休憩を取ります。

  2. 温熱療法: 一般的には、怪我の初期は氷を使い、炎症が落ち着いた後は温めていきましょう。

  3.     筋肉をほぐしたり、血流を良くして新陳代謝を良くすることで組織の回復を早めます。
  4.    (個人的にギックリ腰で冷やすことははあまりしません。)
  5. 軽いストレッチや運動: 痛みが軽減したら、軽いストレッチや運動を行いましょう。ただし、無理な動きは避け、痛みが再発する可能性があることを覚えておいてください。

  6. 痛み止め薬: 医師の指示に従って、痛み止めや抗炎症薬を使用することで症状を緩和することができます。

  7. 医師の診察: 症状が重く、自己処理で改善しない場合や、症状が頻繁に再発する場合は、医師の診察を受けることをお勧めします。

 

○当院での対応

①負傷の原因や症状の確認、日常生活やお仕事、スポーツ活動などのご確認をさせていただきます。

 (ご自身では気づいていない、痛みを増悪させる動作などがないか確認する為)

 

②ギックリ腰の特効穴に鍼やマッサージなどで刺激を加えていき、症状の確認を行っていきます。

 

③その次に全身の調整に入っていきます。

 

④施術後の効果の確認と一緒にセルフケアの練習

 

 

 

 

1日で症状を無くすことは難しいので、試合前のアスリートや学生の方、数日後に大事な予定がある方などは

続けて来院していただくようにお願いする場合がございます。

 

※当院は高額な回数券の販売や、過剰な来院数を求めるようなことはせず

 患者さんとのご相談の上で決めていきます。

ご安心ください。

 

 

ギックリ腰は、腰だけではなく、

背中や下半身に疲れが溜まることが誘発する原因にもなります。

 

発症してしまうと仕事を休んでしまったり、大事な予定をすっぽかしてしまうことにもなります。

普段から毎日のセルフケア、身体のメンテナンス

休息などを取るようにして、できるだけならないようにしましょう。